お金は「使い方」でその人が表れ、受け取りが変わる
人の営みとお金について研究し続け、本当に面白いなぁと思います。
お金は人間が作った道具にすぎませんよね。
でも、私たち人間は、
そのお金「交換機能・価値尺度機能・保存機能のある道具」に惑わされることもとても多くありますよね。
最近、埼玉の安岡記念館さんにご縁があって、あちこちからも貴重な本の情報をが入って、
今この時期に、学び直せ!と言われているんだなぁと思って読んています。
迷いが出てきたら、歴史に学ぶ
安岡定子さんの著書「論語」の中にも、お金に関する記載があります。
その中で、お!と思ったのは、
人を見極める法としての「八観」の中の一説。
(「八観」というのは中国の戦国時代に編集された『呂氏春秋』の中にある「八観六験」の言葉です)
3. 富めばその養ふ所を観る(金ができ、何を養うかを観察する)
プレジデント社「渋沢栄一と安岡正篤で読み解く論語」(安岡定子著)より一部引用
自分の体験と重ね合わせて学ぶと、受け取りが変わる!
実は、私もお小遣いをもらって夏祭りに友達と出かけ、
何も考えずに、1円残らず全部使い切って、母からこっぴどく怒られた記憶があります(苦笑)。
自分でも飼えもしないのに、金魚やヤドカリを買ってきてしまったわけで・・・
お金を使うということは、その後の責任も自分でとることになり、
意義ある大切なことに使うことが大事なんだな・・・と振り返ると思います。
この「八観」でも、
「お金が入ったときに、何を養うか、何にお金を使うか?をじっくり観察すると、その人がわかる!」
とあり、人の本性が見抜かれるということでもあるんですよね。
ということですね。
コロナ禍で、様々な支援金や補助金・助成金など受け取り制度も注目されています。
実は、「使い方が明確で、世のため経済のためになると認識されると、補助金は受けやすくなる!」
という因果関係もあるのです!
私たちは、稼ぎだけでなく、税金や社会保障などから「社会を巡ってくるお金をどう使うか?」で
これからの開かれる道が変わってくると思えてなりません。